【ペット用のマウスに向く餌とは】
本来草食性の強い雑食だが、共食いも頻繁にし、動物性タンパク質もかなり好む。
そもそもがネズミなので、結構な粗食でも、逆に飽食であっても対応はする。彼らの消化器系は我々人間なんかよりもずっと優秀だ。しかし、ペットとして共に暮らすならば、よりよい餌を考えてあげたいのが飼い主であろう。
実験動物用のペレットは餌としての選択肢のひとつだが、それだけだと貧弱な体(脂肪ばかりついて骨格に似合わずぶくぶく太ることを含む)になってしまうものもいる。
骨と脂肪のバランスのとれた体を作るためにはハムスターフードのみや実験動物用ペレットのみの飼育では足りないが、間違った餌を与えるよりはそれらを与えるのも仕方のないことかと思われる。
shippobankでは当ハウスで使用している餌も販売しているので、必要な方はお問い合わせいただきたい。
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水は体のわりに相当量を飲むので、ボトルなどを利用して常に新鮮で綺麗な水が飲めるようにしておくことが大切。
カラーによっては遺伝的に肥満をおこすものもいる。
【実験動物用ペレット】
繁殖用、飼育用、肥満用など、ステージにあわせたいくつかの種類を入手することもできる。私が購入していたときは実験動物用飼料メーカーから直接仕入れていたが、現在はやっていない。
なぜなら使用感に満足したことがないからである。
そもそも「実験動物」用の餌だ。私たちが飼育している家庭動物とは本来の意味合いが異なる。
家庭動物は、ライフステージや性別はもちろん、個々の好みや運動量、体調、飼育環境、その他諸々にバラつきがあって当たり前だ。実験動物のように均一化した後にデータをとる必要もない。
人間でも幼児や青年、老齢といった個々の状況に合わせて私たちは食事を作る。同じ中学生男子でも、文系部活とサッカー部では必要な食事も異なって当たり前であろう。実験動物用ペレットに限らず市販品ではそのあたりを追求するのが現実問題難しい。
実験動物用ペレット至上主義な飼育者も多々見受けられるが、全体のバランスを見て色々な餌を加えて調整していくとよい。
- メリット 妙なもの与えるよりはこれの方がよい。これと水だけでとりあえずは飼育可能。
- デメリット 実店舗で扱っていることが少ない。高価。使用感に満足するとは限らない。
【ハムスターフード等】
市販されているハムスターフードは、固形ペレットタイプや種子ミックスなど、実に沢山の種類がある。
使用動物に「マウス」とあっても、必ずしも使用感に優れるものというわけではない。
まず、固形ペレットでは着色料の目立つものは使わない方がよい。排泄物に色素成分が出ると体調の変化に気づくのが遅くなることがあるからだ。
種子ミックスの場合はヒマワリの種がやたら多いものは好まれるが肥満になりやすく、コーンが粒のまま入っているものは真ん中の胚の部分しか食べずに無駄になってしまうところが多い。
どうしても一種類だけ選ばねばならないのならば、最も実験動物用ペレットに似たものを選ぶようだが、実際のところはマウスの様子次第で色々と混ぜて与える方がより好ましい。
また最近は高価な専用餌料も手に入らなくはないが、それらも果たして値段に見合う使用感が得られるかは微妙だ。残念ながら高いお金を出したものがその個体に向く餌とは限らない。
また最近は高価な専用餌料も手に入らなくはないが、それらも果たして値段に見合う使用感が得られるかは微妙だ。残念ながら高いお金を出したものがその個体に向く餌とは限らない。
- メリット 入手しやすい。安価。種類が豊富。
- デメリット 着色料や香料の問題。使用感に満足するとは限らない。
【与えてはいけないもの】
小動物や犬猫に与えてはいけないとされているとのはひととおりやめておいた方が無難であろう。
× チョコレート、塩や砂糖の入った菓子類、葱やタマネギ類、ニンニク、ホウレンソウ、イカタコ、貝類等、その他味のついた人間用食品
○ キャベツやコマツナ等の灰汁の少ない葉物野菜(与えすぎ注意)、リンゴ(身の部分)、バナナ、ペット用チーズ等
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