【マウスの日常の世話1】
餌と水を常に摂取できるようにしておくこと。餌入れは中に排泄されることが多いので、濡れているようなら中身を捨てて洗ってから使うこと。
副食として野菜などを与えてもよい。
水はボトルに入れて与えるのがよいが、ボトルの口がつまることがあるので注意すること。
床には床材として紙などをひく。ウッドチップはアレルギーの原因になりがちなのでさけた方がよい。牧草は吸水性が乏しいので他の床材と組み合わせて使う。ペットシートはビニール部分があるので使用しない。
【餌と水の与え方】
餌入は本人の体が入り込まない程度のサイズの方が汚されずらい。体が入るサイズのものだと、トイレ兼用になったり、ハウス兼用になったりしてしまうことが多々ある。素材はひっくり返されない程度の重さと安定感のあるものがよい。うちでは1~2匹程度ならば3センチ四方くらいの小型の陶製器を便利に使っている。
分量は次に与えるときに前回のものが多少残っているのがベストの量だ。もし濡れているようならば中身を捨てて、容器を洗ってから使うとよい。
野菜など水分の多い餌は主食とは別の器にいれて与えるとよい。
水はできればウォーターボトルで与えたいが、水槽などで難しい場合は、小鉢に入れて与えるか、野菜から水分摂取させる。昆虫ゼリーを入れてもよい。
ただ、暑い時期は野菜やゼリーだけでは足りないので、やはり直接水を与える必要がある。
【床材の選び方】
マウスの床材としてウッドチップを選ぶ人は多いだろう。しかし、これはアレルギーを起こす生物が多くあまりおすすめできない。なにもマウスだけではない、人間でもウッドチップでアレルギーを起こす人は少なくないのだ。牧草も床材として使えるが、吸水性があまりないので、下に別の床材を敷かないと排泄物の水分でベタベタになってしまう。牧草自体でアレルギーを起こすネズミや人間もいる。
床材として最もアレルギーを起こしずらいのが紙であろう。新聞紙などを利用してもよい。裂いて入れると自分で巣にして喜んで使う。しかし紙は脱臭性に劣る。
同様に紙製猫砂もアレルギーを起こしずらく使いやすい。ただの紙よりは多少臭いの抑制効果も期待できる。
木製やオカラでできたペレットタイプの猫砂も使いやすい。ただ、濡れて崩れたときに粒子が細かくなりすぎるものは呼吸器を害することもある。使ってみて合わないようなら違うものにするとよい。
shippobankでは上記の素材を組み合わせて使用している。ライフステージや個体の状態、また状況に合わせて色々な床材を使い分けると、ネズミも人も快適だ。
アレルギー 臭い コスト
ウッドチップ 起こしやすい 少ない 安い
牧草 起こす個体有 多い ピンきり
紙 起こしずらい 多い 安い
紙製猫砂 起こしずらい 多い ピンきり
木製猫砂 起こす素材有 少ない ピンきり
×(使用しない) 鉱物製猫砂、香付猫砂、ペットシート、シリカゲル等
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