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2.マウスに向くケージとは(メリットデメリット、置場所)

【マウスに向くケージとは】

ハムスターよりも隙間から脱走するのが得意で、同じくハムスターよりも運動神経がよくジャンプも得意。
ハムスター用のケージの中でも網目の細かいものならばマウスに使用できるものもある。
水槽に金網の蓋をして飼育することもできるが、意外と力もあるので上に重石を置くなど脱走注意。
プラスチックケースも利用できるが、上部のメッシュ部分を食い破って脱走することも多々ある。
餌や水が乏しくなると脱走欲をあおるので、常に不断給餌を心がけるとよい。



【ハムスターケージを使う場合】

ハムスターケージは小型のものから、二階建てや連結式など大掛かりなもの、様々なタイプが市販されている。
マウスはあちこちで排尿する傾向があるので、複数階や連結タイプは掃除が大変になることだろう。
単独タイプでも、臭いが気になるときには分解して全て洗う必要がある。

選ぶときには網目のできるだけ細かいものを選ぶこと。
出入口や網と網の結合部分の目が粗く、そこから抜け出すことがある。注意したい。
また、ケージの隙間から布やビニールなどを引き込み、それが怪我や事故の起因となることがある。ケージに外から物が触れないように注意する必要がある。

  • メリット 入手がしやすい。価格が安い。種類が豊富。軽量。
  • デメリット 掃除が大変。網目の隙間から脱走の可能性がある。怪我をする可能性がある。



【水槽を使う場合】

マウス数匹ならば30センチ程度のもので構わない。
最近は色々なタイプの変形水槽が市販されているが、球状のものや平たいもの、細長いものなど、スタンダードな形でないものはマウス飼育にあまり向かない。
必ず上にはメッシュネットをする必要がある。金魚用水槽セットに添付されているプラスチック蓋はマウス飼育に使えないので注意したい。
使えるのは金属製もしくはアクリル製のメッシュネットで、かつ通気性に優れたものだ。

上の蓋はレンガなどの重石や紐、粘着テープなどで固定する必要がある。

  • メリット 入手がしやすい。価格が安いものもある。床材が飛び散らない。怪我をしずらい。見映えがよい。
  • デメリット 専用メッシュ蓋は高価。ガラス製の場合扱いが悪いと割れる。サイズが大きくなると重くなる。吸水ボトルが入れずらい。


【プラスチックケース(プラケ)を使う場合】

軽量で持ち運びも楽、入手もしやすく手軽に始めるにはもってこいだ。一匹二匹ならば小型のものでも構わない。
プラケは傷がつきやすく変質しやすいので、洗うときには柔らかいスポンジを使用すること。陽の当たるところにおいてしまうと黄色に変質しやすい。
上の蓋を食い破られることがあるので、ケージを開けたときには裏から軽く確認する癖をつけたい。気づくと削られて薄くなっていることもある。そうなったら丸々買い換えるか、もしくは水槽のようにメッシュネット蓋を利用することになる。

  • メリット 入手がしやすい。価格が安いものもある。床材が飛び散らない。怪我をしずらい。軽量。
  • デメリット 上の網は食い破られることがある。プラスチック面が傷つきやすい。扱いが悪いと割れる。


【ケージの置場所】

夏は涼しく、冬は暖かいところに置くのが基本だ。いずれにせよ、直射日光や冷暖房の風が直接当たる場所は避けること。
パソコンやテレビの脇もさけたい。
室内であれば、例えばカラーボックス等を利用してケージ置場兼用品収納としても便利であろう。


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7.マウスの繁殖のコツと注意点1(性成熟と妊娠期間等、ペアリング)

【マウスを殖やそうと考えるなら】 生後二ヶ月から三ヶ月ほどで繁殖可能になる。 繁殖させるなら雌は早めに子供を生ませた方がよく、逆に一年近くたった雌に初産をさせるのは避けたい。人でも高齢になってからの初産は問題が起きやすい。 子食いや共食いがマウスではよくみられる。複数で一緒に子育てするが、心配であれば妊娠雌のみを別のケージに入れて出産子育てさせてもよい。
一度に10匹以上産むことがあり、後追い妊娠をすることもあるので繁殖はよく考えて行うことが望まれる。




【ネズミ算って知ってる?性成熟と妊娠期間等】 マウスは雌で生後2ヶ月過ぎ、雄で生後3ヶ月ほどで繁殖が可能になってくる。妊娠期間は二十日鼠の名前の由来になったとおり1ヶ月弱ほど。一度に4匹から18匹ほどの子供が生まれる。産子数が少ないときはおなかのふくらみが目立たずに妊娠に気づくのが遅れることがある。また、あまり数多く生んだ場合は全てを育てきれないことも多々ある。
若いうちは繁殖能力も高く産子数も多いが、年齢と共に特に雌では繁殖能力が落ちてくる。1才を超えた雌マウスを繁殖するのはリスクが高いのでやめよう。逆に雄は高齢であっても繁殖能力をもつので、雄は長く繁殖に関わってもかまわない。
「ネズミ算」と言うのはどんどん殖えていく様をあらわす言葉だが、実際にはそんなに都合よく殖えやしない。しかし、無計画な繁殖は個人では飼育しきれない数まで殖えてしまうこともある。一度に産まれる子供の数を踏まえて、また雄同士一緒に飼育できない可能性もふまえて、繁殖を考えるならば計画的にしよう。
【ペアリング】 基本的にマウスのペアリングは難しくない。雄と雌を同じケージに入れておけば妊娠する。雄1匹に対して1匹の雌でも良いし、複数の雌でもよい。
中には背中に飛びついて噛みつくような個体がいるので、そのようなものは雄雌共に集団飼育に向かない。 また、人に対して攻撃的であったり、ひどく臆病な個体はあまり繁殖には向かない。体の機能に問題があるものや病気の治療中のマウスも繁殖はやめておこう。親マウスはできるだけ性格や体格がよく、かつ若くて健康なものを選びたい。

8.マウスの繁殖のコツと注意点2(出産と子育て、離乳、注意点)

【いよいよ始まるマウスベビーとの暮らし】 ペアリングが成功してお腹が横に張り出して来るようになったら妊娠が確実だ。 妊娠がわかったらあまり触らないでそっとしておこう。母マウスは神経質になりがちだということもあるが、うっかり手から地面に落としても困る。
飼い主は出産に向けた環境を整えることにつとめよう。


【マウスの出産と子育て】 もし普段入れていないならば、出産に向けてケージに巣と巣材をいれておくとよい。人の視線が遮られないような環境ではマウスはストレスを感じ子食いをすることもある。 出産後数日はできるだけ飼育環境をいじらず、掃除も控えたほうがよい。理想は毛が生えてくるファジーと呼ばれるような段階になるまでそっとしておくと安心だ。ベテラン母マウスになるとピンクのうちから掃除しようと動じないが、経験の浅い母マウスは掃除のストレスで覿面に子食いをはじめるものがいる。
子育ては主に母マウスが行う。複数で入れておくと、他の雄や雌も積極的に子供を抱いたり集めたりしている姿が見られる。複数雌が同時に出産した場合は、皆の子供を一箇所に集めて保育園のようになっていることもある。
出産育児中は食欲も増す。今まで以上に餌を切らさないように注意し、無論水も常に飲めるようにしておく。ボトルの容量が心配な場合はもう一本設置してもよいだろう。
人間がマウスの出産育児のためにできることは、環境を整えることと、覗いたりかまったりしすぎないように注意することだけだ。普段はケージから出して遊んでいるようなマウスでも、離乳が完了するまではいじくらずにそっとしておきたい。
【離乳】 産まれたばかりの頃はピンク色だったマウスも、生後一週間もするとうっすらと毛が生えてきて、二週間もすれば色柄や毛質もわかるようになってくる。三週間もしたら離乳が近づいてくる。
毛が生えて来ると、目が開く前に餌をかじるようになる。餌は親と同じものでかまわないが、小さく弱い力でもかじりやすいような柔らかさや形状のものを少し入れておくと親の負担も減る。shippobankでは野菜を入れたり、粉末や顆粒状の餌料を入れることもある。 この時期に餌が少ないと共食いの原因になりやすい。幼いうちはボトルの形状によっては上手く水を飲めずにそれが共食いの原因となることもある。やはり生野菜やフルーツなどを使って上手く水分補給しておくと安心だろう。

3.マウスの餌を考える(実験動物用ペレット、市販品、メリットデメリット、与えてはいけないもの)

【ペット用のマウスに向く餌とは】 本来草食性の強い雑食だが、共食いも頻繁にし、動物性タンパク質もかなり好む。 そもそもがネズミなので、結構な粗食でも、逆に飽食であっても対応はする。彼らの消化器系は我々人間なんかよりもずっと優秀だ。しかし、ペットとして共に暮らすならば、よりよい餌を考えてあげたいのが飼い主であろう。
実験動物用のペレットは餌としての選択肢のひとつだが、それだけだと貧弱な体(脂肪ばかりついて骨格に似合わずぶくぶく太ることを含む)になってしまうものもいる。 骨と脂肪のバランスのとれた体を作るためにはハムスターフードのみや実験動物用ペレットのみの飼育では足りないが、間違った餌を与えるよりはそれらを与えるのも仕方のないことかと思われる。

shippobankでは当ハウスで使用している餌も販売しているので、必要な方はお問い合わせいただきたい。
水は体のわりに相当量を飲むので、ボトルなどを利用して常に新鮮で綺麗な水が飲めるようにしておくことが大切。 カラーによっては遺伝的に肥満をおこすものもいる。

【実験動物用ペレット】 繁殖用、飼育用、肥満用など、ステージにあわせたいくつかの種類を入手することもできる。私が購入していたときは実験動物用飼料メーカーから直接仕入れていたが、現在はやっていない。 なぜなら使用感に満足したことがないからである。 そもそも「実験動物」用の餌だ。私たちが飼育している家庭動物とは本来の意味合いが異なる。
家庭動物は、ライフステージや性別はもちろん、個々の好みや運動量、体調、飼育環境、その他諸々にバラつきがあって当たり前だ。実験動物のように均一化した後にデータをとる必要もない。 人間でも幼児や青年、老齢といった個々の状況に合わせて私たちは食事を作る。同じ中学生男子でも、文系部活とサッカー部では必要な食事も異なって当たり前であろう。実験動物用ペレットに限らず市販品ではそのあたりを追求するのが現実問題難しい。
実験動物用ペレット至上主義な飼育者も多々見受けられるが、全体のバランスを見て色々な餌を加えて調整していくとよい。
メリット 妙なもの与えるよりはこれの方がよい。これと水だけでとりあえずは飼育可能。デメリット 実店舗で扱っていることが少ない。高価。使用感に満足するとは限らない。
【ハムスターフード等】 市販されているハムスターフードは、固形ペレ…